#freee での申告書作成を意識したタグ設定について(法人税申告書)

税理士以外には知られていないのですが、freeeには法人税申告書を作成する機能があります。タグを設定する際にこのことを意識すれば、法人税申告書の負担が減ります。では、どう設定すればどう負担が減るのでしょうか。

Roy BuriによるPixabayからの画像

科目名の設定例について

通常、預金利息の仕訳はこう切るケースが多いのですが、

一方、別表六(一)にはこのような欄があります。

預金利息とその源泉税を入力する欄です。freeeでは勘定科目の内訳と法人税申告書の記載内容と連動させることができます。もっともこの場合、受取利息には預金利息以外ありませんので

科目ごと連動させて、金額を連動させることも可能です。
しかし、受取利息の内訳が預金利息以外の貸付金利息も入っている場合、このままですと預金利息以外のものも連動することになります。そこで一工夫して、預金利息については品目タグ「預金利息」をつけることとします。

このようにタグをつけておけば、申告書との連動の際に

預金利息だけを連動させることができます。

このようにしてタグをうまく設定しておけば、法人税申告書の作成が楽になります。
ただ、問題点としては、記帳をしているのがクライアントの側である場合、そのような指導をすることが先方の負担がただ増えるだけの状態になるので受け入れてもらえるかというところがあります。

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